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ツボを知ると鍼灸治療がよく分かる

人間の体には361の数のツボが存在すると言われており、東洋医学ではこのツボのことを経穴(けいけつ)と呼んでいます。この経穴を刺激することによって肩こりや頭痛、腰痛などの症状を緩和し、弱った機能を回復させることが可能です。ある一点を押すと痛いような気持ちいいような感覚を感じることがあれば、まさにその部分がツボにあたります。ツボは500円硬貨ほどの大きさがあり、意外と大きなものであることが分かります。そのため押して痛みを感じる部分から若干それていると感じたとしても、この500円硬貨大の範囲を刺激すれば一定の効果が見込まれます。鍼灸治療ではこのツボを刺激するのに、鍼や灸を用います。専門知識を持つ鍼灸師が行いますので、最も有効なポイントへの鍼灸治療を施せるのが最大のメリットです。鍼灸治療は痛くて熱いというイメージを持っている人もいますが、成人の毛髪ほどの細さの先端が尖っていない鍼を使うため痛みはありません。灸も直接肌に乗せない施術方法がありますので、心地よい温かさで血行を良くしてくれます。

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